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ポケットの中のペット

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ポケットの中のペット

めざめ!?

世の子供は何かしらペットを持ったことがあるのではないか?

犬、猫、小鳥、ハムスター・・・僕も色々とペットを飼った。

一般的な犬、猫は勿論、飼ったことがあるが家族の共通のペットではなく、個人的には団子虫から始まった。所謂、自我の目覚めである。

6歳から豊中、庄内で小学生時代を過ごしたあの頃、通っていた小学校の周りは原っぱや空き地があり、田んぼ多かった。そこらへんの土を掘り返すと簡単に団子虫をゲットできた。牛乳びんに土を半分ぐらい入れて、そこに団子虫を入れて飼う!・・・

これはとてもつまなかったので、友達の兄貴に教えてもらったのがオケラを飼うことにスイッチ!

友達の兄貴は小さい水槽でそれを飼っていた。オケラは穴を掘って巣をつくる。水槽で飼うとオケラの生態を垣間見れる。これだ!と思い、真似てみる。

水槽がなかったので、頃合の良い箱で飼った。上から覗くと穴は見えるのだが、生態系の全容まではつかめない、つまらなくなった。そしてまたあの原っぱ、田んぼへと・・・

残酷だった子供時代だが・・・

見つけてしまった鮮やかな色をしたアマガエル。小さくて可愛い!普通のかえるは数々殺生してきた。残酷であった、爆竹でぶっとばしたり、昆虫採集セットの注射器で、あの薄い青と、薄い赤の液体を入れたり抜いたり、実験とことを書いて殺戮を 繰り返してしまっていた。

子供は残酷だ!残酷なことが笑いながら簡単にできてしまう。幼稚さがそれをさせるのだろうか。本当に地獄があるなら、間違いなしに僕は地獄行きだろう。

しかし、こいつはその対象ではなかった。ペットとしての気質は満たされていた

可愛い!とても!

本来カエルは大好きだった。あのケロヨンのマスコット人形を大事にもっていた。いつもズボンの中に入れていた。しかし、いつか形ある物は壊れたり、なくなったりする。

その愛するケロヨン人形も例外ではなかった。

ケロヨン

しかし、見つけてしまった。しばらく会ってなかった友人と再会した気がしたとか、しなかったとか・・・。

そいつをポケットに忍び込ませた。水槽に飼わずにポケットの中でそいつを飼うことにした。学校に行くときもずっとポケットの中には生身のケロヨン2号がいた。

暫くたって、目が真っ赤に腫れ上がってしまった。 そのケロヨンを触った手で目をこすっていたのだった。学校から医者に連れられ、その原因究明のため新しい友のことを白状させられた。友を売ってしまったのだ!

別れの時

そして別れ・・・たった1日半のできごとだったが・・・。

君のことは一生忘れないよ、といったかいわなかったか・・・?

捨てる時、気のせいかも知れないが、少し元気がなく、ぐったりしているようだった。

2号、君も悲しいのかい?・・・ 子供は残酷である。

せやかて、可愛さ余ってやねんもん!