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サラリーマン最高!仕事の成果は適当でも毎月給与が入ってくる

脱社畜と海外就職

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サラリーマン最高!仕事の成果は適当でも毎月給与が入ってくる

タイの日系社会を変えると誓った1人の男がいました

タイで昔出会った方がいました。当時の彼(以降、彼のことは江川さんとします)は卸売の日系企業で働くサラリーマンでした。江川さんの当時の年齢は30歳前半だったと思います。

江川さんとは、タイにいた知人を通じて知り合ったのですが、当時の江川さんは熱い男でした。江川さんはタイの日系企業で現地採用として雇用されており、通算で10年間タイに滞在していました。

その昔、江川さんと何度か飲みに行く機会があったのですが、だんだんとお酒が進むと、江川さんはよく熱い話をしてくれました。

「タイの日系社会を俺が変える!」

「駐在員が大きな顔をしているタイの日系社会はおかしい!」

「現地採用者がいてこそ、タイの日系企業は業務が回っているんだ!」

と、聞いていて熱い男だなと思っていました。ですが、当時の私はまだ日本にいたので、あまり江川さんのいう意味を理解していませんでした。

いつかは俺もタイで独り立ち!

江川さんは当時30歳前半でしたが、彼の将来の計画としては40歳までには、タイで独り立ちをするということでした。つまり事業を立ち上げ、会社を作りたかったそうです。

江川さん曰く、「俺も40歳ぐらいになっている頃には、自分の会社を立ち上げて、会社を経営しているだろう。」というお話でした。

私は江川さんがどのようなビジネスを立ち上げるのか、その時は楽しみでした。実際に私が日本からタイに遊びに来るたびに、江川さんに連絡し、一緒に酒を飲みながら近況を話し合いました。

江川さんは常にタイ社会に貢献するために、自分が何を出来るかということを考えていたようで、いつも熱い議論を交わしたことを覚えています。

江川さんと5年ぶりに再会

江川さんと連絡を続けていたのですが、ある時から連絡が取れなくなりました。タイに行くときには江川さんに会えることを楽しみにしていたので、残念でした。

ところが、私がタイに移住してから数ヶ月のうちに、偶然にも江川さんに会うことが出来ました。ラッキーでした。

久しぶりの再会をお互い喜び、飲みに行きましょうと約束を交わしました。

タイでは、日本人コミュニティはたいへん小さく、例えば「XX会社で働いていたYYさんと知り合いです」とでも言えば、誰かはコネクションを持っています。タイ社会の凄い所でもあり、狭さを感じることでもあります。

そんな成り行きで、江川さんと再会することができました。

40歳代になり酸いも甘いもかみ分けた江川さん

久しぶりに江川さんと再会でき、彼と近況報告をしました。

ただ、私の知っている江川さんはそこにはいませんでした。既に40歳を過ぎている江川さんですが、日系企業で働いているとのこと。

以前は、40歳代になったら独立すると言っていたのですが、その熱はどこに?

単刀直入に江川さんに聞いてみました。「独立するんじゃなかったのですか?」

江川さんは多くを語ることはありませんでしたが、私に言いました。

江川さん「俺も40歳ぐらいになる頃には、自分で会社を持とうと思っていた。いつかはそうなるのだろうと思っていた。でも、サラリーマンほど美味しい職業は無いよな!もう、俺はサラリーマンを止める事なんて出来ないよ!黙っていても、毎月給与はもらえるし、賞与も3ヶ月分は手堅いからね。」

以上が、江川さんの話です。

江川さん頑張ってくださいね!

タイで働くと、現地採用と駐在員との間の格差社会に色々と考えさせられることが多々あります。江川さんも色々と考えた1人なのかと思います。

結果的に江川さんは、タイにおいて現地採用のサラリーマンを選択し、毎月の給与と、成果を出さなくても得られる3ヶ月分の賞与でタイ生活を楽しんでいます。

江川さんが、10年以上前に感じていた熱い思いと、現在の思いの間にどのようなギャップがあったのかは未だわかりません。いずれ、少しずつ聞いていければと思います。

最初は自分の意思や目標を持っていても、環境によって流されてしまうこともあります。タイでは特に日本人社会の中で、格差を感じることが多くあるため、自分ではどうすることもでいない差を、受け止めざる得ないこともあると思います。

江川さんの方向転換は駄目とは言いません。ですが、環境の異なる海外で自分の意思を貫くというのは並大抵のことでは出来ないのかなと思います。

せやかて、目の前にニンジンがぶら下ってたら、ニンジンを食べたくなる気持ちは分かります...。