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長期旅行 インド編 ジャンキーの聖地 ゴア

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賃貸の部屋がある!

 

ゴアではゲストハウスに泊まらず日本人とS君と部屋を借りた。彼は偶然にもネパール宿が一緒だった人だ。彼は旅行中に知り合った日本人の女の子とネンゴロになり、カップルでその宿に泊まっていたが。彼女は先に帰国して彼は一人で旅行を続けていた。ネパールであったときは口数が少なく物静かで関西人の僕らを警戒していた人だった。 彼はいけ好かない友達にならないタイプで彼の多分もそう思っていたに違いない。  しかし、偶然や非現実的な場所での一人旅は人の心を一時的に変えて少し寛容にさせてくれのかもしれない。 彼と偶然違う場所で会ってそして会話を交わした。S君はゴアに長く滞在する予定だったのでゲストハウスよりも部屋を借りる方が安いので賃貸物件を探すことにしていて僕もそれに便乗させてもらった。部屋をシェアーすることになったのだ。彼の最大の目的はゴアでドラッグ漬け新年を迎えることだ。 そして彼曰く、ゴアのニューイヤーパティーにはドラッグ愛好家の外タレが来るかもしれないという。これは都市伝説のように言っていた。「今年はストーンズのミックジャガーみたいだ!」と・・・・・・彼の予定は2週間ぐらいで僕は5日から1週間の予定だ。少しの間だが共同生活が始まった。部屋は4棟長屋で隣はイギリス人の二人ずれ、一つ空き家で後はドイツか、北欧の何処かのカップルだった。大きさは8畳ぐらいだったように記憶している。トイレシャワーは無しで、シャワーは井戸まで行かなければならなかった。 トイレは家の横で、大の方はまん前の海で済ませる原始的水洗便所だった。ゴアの町まで買出しに行き、夜は自炊して外国の囚人のようなスープやような物を作ってパンと食していた。上手いクリームドーナッツを売っているレストランを見つけ、毎日のように行ってドーナッツを食いながらもう一つの嗜好品を楽しんだ。 

 

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レストランはパラダイス?

 

ゴアのレストランは警察に賄賂を渡しているので中は自由にクサなどを楽しめてLSDなども買えた。 持っていなくとも自然とチュラムが回ってくるので、やりたくなくてもいやおう無しにキマってしまうだった。しかし、この州ではその手のものは違法でレストランで以外でやると捕まる恐れがあると、隣のイギリスのあんちゃんたちが言っていた。そして部屋でも絶対にしてはいけないと・・・・彼らは長期でこの部屋を借りているらしい。歌は世界共通の友達になれる便利なツールだ。ギターを弾きながらレッドツエッペリンを一緒に歌っていたときに教えてくれた。「この部屋は警察のガサがあるので気をつけろ!前に借りていたやつも捕まったんだぜ!!」と・・・・「了解!!」僕は軽い気持ちでそれを聞き流したのが運のつきだった。

 

新年のパーティー

 

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大晦日の夜、パーティーに行く前にいつものドーナッツ屋の店で夕食を済ませた後に、隣のテーブルのドイツ人がでっかいチュラムを出して僕に勧めてくれた2吸いしただけで強力に来る、これは純粋のチョコレートではないとそのとき感じた・・・・・まともに立てないこれでは楽しみにしていたパーティーにいけない・・・・

暫く辛抱していたが、限界だ、Sくんに先に帰ると告げ、宿に帰った。良く覚えていないが真っ直ぐ歩けないから相当な時間をかけて帰ったに違いない。気がつくと部屋の中で仰向けに寝ていた。目を開けると天井がぐるぐる回っている。そして知らぬ間に寝てしまっていた。気がつくともう日が高く上がっていた。僕のニューイヤーのパーティーはどこかに行ってしまっていたのだった・・・・・ そして、この時僕には酒と同じくこういう類は体に合っていないかもしれないと思った。

 

 マリファナとフォークソング

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ある晩。浜で知り合った日本人がギターを聴きたいと言った。クサについては肯定派の自分なのだが、彼らはあくまでもギターを聴きたいというにはキメるためのオカズ的なアイテムと考えている。 そういう考えと一緒にされるのが嫌だったし、インドに来た目的はクサを吸うために来ている人たちと一食単にされるのも嫌だったのでマリファナ愛好家の日本人とツルむのも敬遠していた。 しかし、白人ではないのでストレートに面と向かってそんな事はいえない。気が進まなかったが、数時間ぐらい我慢できると思い部屋に招いた。乗り込んできた日本人はすべてガンジャ愛好家で五人、皆それぞれどこかで仕入れて所持している。タバコは毎日欲したが、ガンジャは毎日欲しい訳ではなかったので僕はネパール、インドと自分で買ったことが無く、現物の持ち歩くことも無かった。

部屋に入って、「とりあえず、一服しますか?!!」と言う具合にはじまった。そして、リクエストが始まった・・・・井上陽水、吉田拓郎・・・フォークソングではないか・・・?僕は多感な時期は洋楽に影響されて邦楽を否定し始めた頃でくt殆ど歌謡曲やフォークソングを聴かなかった。特にあの頃のフォークの歌詞は貧乏臭く、そして辛気臭い音楽と感じ、演歌同様嫌いなジャンルだった。ジャンキーであるならばリクエストはジミヘンドリックスやクリーム、サイケな音楽だろう!あまり詳しくないが、ピンクフロイトとかだろうと思った。 拓郎できめたとしても自分にとってはピントこない。お互い歯車がかみ合わないまま、少しダウン系に突入しそうだ。 そんなはっぱをキメてダラダラしていた時に ドアを強くたたく音が鳴った。 「Hello! Hello! Police!! Open the door!!」 警察が来てしまったのだった・・・・

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